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2025.07.01
【登壇報告】広島県中小企業家同友会にてセミナー登壇しました
2025年6月、弊社代表の池ケ谷が、広島県中小企業家同友会 不動産関連部会の6月例会にて、「デジタル時代のマーケティングとブランディングについて」のセミナーに登壇いたしました。
本セミナーでは、地域企業が今後直面するブランド構築と情報発信のあり方について、マーケティングの基本から実践的な手法までを、具体事例とともに解説しました。

なぜ今、「売る」より「選ばれる」が重要なのか
講演は「売ること」ではなく、「売れるようにすること」がマーケティングの本質であるという話からスタート。「選ばれる理由」を顧客の感情と状況から紐解く重要性が語られました。
例えば、同じ水でも「暑さをしのぎたい」「いつものブランドだから安心できる」といった選ばれる背景は人それぞれ。この「感情に寄り添った存在づくり」こそが、今のマーケティングに求められていることだと解説しました。
SNSは「売る道具」ではなく「伝える場」
多くの企業が陥りがちな「SNSをやれば売れる」という誤解にも言及。SNSはあくまで価値やストーリーを“伝える手段”であり、具体的な暮らしのイメージや使用シーンを伝えることで、共感や選ばれる理由を生むことができると説明しました。
土地販売を例にとれば、「駅近・価格」ではなく、「週末は川沿いでキャンプできる」といった情緒的な訴求が、時に顧客の心を動かすポイントになります。
「インサイト」を掘り起こすことで、差別化のヒントが見えてくる
後半では「顧客インサイト」の重要性にも触れ、表面的なニーズではなく、「無意識の欲求」や「本音の動機」をどう捉えるかがマーケティングの鍵であると説明。
例として、エナジードリンクは「眠気覚まし」ではなく「頑張っている自分を認めてほしい」という気持ちに寄り添うメッセージが効果的だと述べ、逆説的な視点での切り口の発見方法についても共有しました。
ブランディングとは「○○らしさ」の追求である
マーケティングと並んで重要な概念として「ブランディング」も紹介。ブランドは“友達づくり”に似ていて、何を考え、どう行動し、何を大切にしているかを相手に知ってもらうことで信頼が生まれると説明。
「自社らしさ」をどう言語化し、ターゲットにとってどんな価値があるのかを“翻訳”し、時代に合わせて“再定義”していくプロセスが大切であると伝えました。
地域企業の事例から学ぶ「再定義」の力
セミナー後半では、山口県の事例などを踏まえてのロゴ刷新や、地元密着型のキッチンカー展開の事例を紹介。単なるSNS運用ではなく、地域内での存在意義を再定義し、それを行動・発信に結びつけるブランディングが成果を上げた実例として参加者の関心を集めました。
他にも、住宅メーカーや地方工務店のブランディング再構築の事例が紹介され、ブランド価値の磨き方を具体的にイメージしていただける内容となりました。
ルールブレイキングと思考の枠を外す視点
最後に、業界の“常識”にとらわれない思考法として「ルールブレイキング(当たり前を疑う)」の考え方も紹介。キッチンカーやUber、ZARAの事例などを通じて、自社の強みや可能性を新しい形で再発見するヒントが提供されました。
今回のセミナーを通じて
地域企業にとっての「らしさ」を活かした戦略づくりの重要性、そして“選ばれる理由”をどう育てていくかという視点を持つことの大切さが、参加者の皆さまに伝わった講演となりました。
今後もeachvistaでは、地域企業に寄り添ったマーケティング支援・ブランディング支援を行ってまいります。