デジタルマーケティング支援
【ひかり苑様】“伝わる福祉”をつくるために
高齢者福祉や障がい者支援、医療サービスの3本柱を軸に、山口県光市で地域に根ざした福祉を展開してきた社会福祉法人ひかり苑。近年、採用や広報といった分野での課題感が増す中で、「今こそデジタルの力を」と大きな転換期を迎えました。
その伴走パートナーとして選ばれたのが、地域特化型のマーケティング支援会社「eachvista(イーチビスタ)」。今回は、同法人の河野さんに、出会いの経緯から実際の取り組み内容、大幅リニューアル後の変化、そして地域の未来を見据えた今後の展望までをお話しいただきました。

まずは、事業内容について教えてください。
私たちは、昭和63年に光市内で障がい者支援施設を立ち上げたのが始まりです。現在は、障がい福祉事業(3拠点)、高齢者福祉事業(3拠点)、医療事業(1拠点)の3つの柱で、合計7拠点を運営しています。いずれも光市内で展開しており、地域に根ざした福祉と医療のネットワークを構築しています。
eachvistaと関わったきっかけは何だったのでしょうか?
きっかけは、共通の知人を介して代表の池ケ谷さんと一緒に食事をしたことでした。話していくうちに、静岡や東京で過ごした共通の経験があることがわかり、すぐに打ち解けました。地域のことや将来の光市の在り方についても話が盛り上がり、「この人となら、地域に根ざした取り組みを一緒に考えていけそうだ」と感じました。
また、池ケ谷さんが全国各地でデジタルマーケティングの支援実績を積んでこられたこと、そして年齢も近くフランクに相談できる存在であることから、単なる専門的な支援を超えた「信頼できるパートナー」としての魅力を強く感じました。
当初、仕事を依頼しようと思った背景について教えてください。
最初のきっかけは、デイサービスで導入した「酸素ボックス」の訴求を目的とした看板設置でした。熊毛インター付近に看板を出す構想があり、すでにデザイン案は進んでいたのですが、私たちが納得できる表現にならず困っていた状態でした。
そんな折、池ケ谷さんにフランクに相談してみたところ、その場で真剣に耳を傾けてくださり、わずか2〜3日後には非常に完成度の高いデザインをご提案いただきました。そのデザインは私たちの想いに深く寄り添ったもので、ただ機能をアピールするのではなく、「福祉の一環として自然に伝わる表現」に仕上がっており、職員からも大好評でした。

現在は、どのようなお仕事を依頼されていますか?
最初の看板デザインを皮切りに、現在は広報・採用・業務効率化まで幅広くご相談しています。
ホームページの全面リニューアル:導線や情報構成を根本から見直し、ユーザー視点・SEO・コピーライティングまで踏まえた設計をしていただきました。

公式LINEアカウントの設置・運用:職員採用や利用者様のご相談窓口として活用を進めています。

Googleマップ(MEO)対策:地域内での認知向上とWeb上の情報最適化に取り組んでいます。
事業パンフレットなどのデザイン全般の制作:障がい福祉事業の概要パンフレットをはじめ、今後は他事業のパンフレット制作もお願いする予定です。また、デジタルサイネージや看板なども徐々にリニューアルをかけていく予定です。

介護動画マニュアルの制作:社員育成と定着率向上のため、現場の課題から発案し、映像化を進めています。

単発の制作作業にとどまらず、私たちの課題を深掘りしながら多角的にアプローチしてくれる“伴走型”の支援をしていただいています。
リニューアルや各取り組みによって、実際にどのような変化がありましたか?
■ 問い合わせの増加と契約の獲得
以前のホームページは少し閉鎖的で、見せ方や問い合わせへの誘導が十分ではありませんでした。しかし今回のリニューアルで、園の温かい雰囲気や職員インタビューをしっかり掲載したところ、見え方が大きく変わりました。オープンして数ヶ月ですが、すでに複数の問い合わせが届いており、実際にご家族様からの応募から契約へとつながった事例も生まれています。また、求職者からも既に数件の応募がありました。
■ ケアマネジャー様からの高い評価
営業部が地域のケアマネジャー様と接する中でも、「ひかり苑さんの新しいホームページ、すごく良いですね」とお褒めの言葉をよくいただきます。福祉は「人と人との触れ合い」が本質です。現場で利用者様と職員が触れ合う表情豊かな写真を多く盛り込んでいただいた表現は、私自身も非常に気に入っています。
■ 面接辞退の激減と採用面での好影響
人材紹介会社経由の応募において、以前は「面接前の辞退」が課題でした。しかしサイト切り替え後は事前辞退が大幅に減少し、確実に面接へつながるようになりました。面接時に「ホームページを見ました」と話す求職者の皆さんから大変良い感想をいただけるようになり、入職率の向上という目に見える効果を実感しています。
今後はどのような取り組みを進めていきたいですか?
これまで池ケ谷さんのおかげで、ホームページ・LINE・GoogleマップといったWeb上の「土台」がしっかりと整いました。次のフェーズは、「整った土台をいかに武器として世の中に発信していくか」です。
具体的には、Indeedの活用やSNS広告、さらにはテレビCMや映像コンテンツの強化など、認知をさらに広げるためのアドバイスをいただきながら、発信力を強めていきたいと考えています。
また、社内向けには「介護動画マニュアル」の完成と活用を進め、職員の育成と定着をより強固なものにしていきます。

将来的に、社会福祉法人ひかり苑としてどのようなビジョンを描いていますか?
今後、光市近辺の地域でも高齢化や人口減少が進み、地域の福祉法人の数も減少傾向を辿る可能性があります。その中で私たちは、「この街の福祉を支える第一の存在」であり続けたいと考えています。必要とされるならば、M&Aや事業拡大も視野に入れながら、地域の福祉基盤を守り抜く規模と体制を築いていくつもりです。

同時に、認知度の向上にも力を入れます。現在、介護が身近なご家族世代には知られていても、若い世代(10代〜50代)への認知はまだ発展途上です。今後は福祉の枠にとらわれず、さまざまな事業や新しいアプローチを通して「ひかり苑」という名前が親しまれる取り組みを積極的に展開していきたいと考えています。
どのような会社にeachvistaをおすすめしたいですか?
私たちと同じように、「課題は感じているけれど、どこから着手していいかわからない」と悩んでいる地域の福祉法人や中小企業に、ぜひおすすめしたいです。
都会的な流行や一方的なノウハウを押し付けるのではなく、その会社や地域の特性に寄り添った戦略を一緒に考えてくれる存在は本当に貴重です。「マーケティング」や「コンサル」という言葉に少し敷居の高さを感じている方こそ、池ケ谷さんのような信頼ベースで相談できるパートナーに出会ってほしいと思います。

最後に、一言メッセージをお願いします。
私は将来、光市を支えていくメンバーの一員として活躍していきたいと考えています。だからこそ、先輩方が築いてきた歴史や想い大切に受け継ぎながらも、新しい時代に対応し、地域をさらに発展させていく責任があります。
今回の取り組みを含め、池ケ谷さんの力を借りながら、組織としても個人としても新しい挑戦を続けていきます。信頼し合える関係性の中で、地域福祉の未来に向けた新たな一歩を踏み出していけることに心から感謝しています。